昨季Ｊ１覇者　柏、シュート１６本も零敗終戦

鹿島に敗れ、肩を落とす柏イレブン

Ｊ１最終節 柏０―２鹿島

（カシマ）
　昨季Ｊ１覇者の柏は勝てば３位でＡＣＬ出場権を獲得できた一戦で、攻撃がかみ合わなかった。相手を上回る１６本のシュートを放ったが決定機は少なく、ネルシーニョ監督は「鹿島が勝利に値する試合をした」と率直に認めた。

　０―１の後半１０分には工藤がゴールネットを揺らしたが、その前に反則があったとして認められなかった。今季柏で最多の１３点を決めたストライカーは「欲を言えば２０点近く取れた。そうすればチームももっと上の順位で勝負できた」と反省した。