リヨン“初代女王”に歓喜！出番なし大滝、成長を誓う

＜ＩＮＡＣ神戸・リヨン＞初代女王に輝き歓喜のリヨン・イレブン

国際女子サッカークラブ選手権決勝 リヨン２－１ＩＮＡＣ神戸

（11月25日 ＮＡＣＫ）
　欧州女王のリヨンが底力を見せ、初代女王に輝いた。１点を追う後半３５分、途中出場のフランコが左足のシュートでＧＫのニアサイドを抜いて追いつくと、延長後半に得たＰＫはボンパストルが右ポストに当てながらも決めた。

　ＭＶＰのフランコは「先に点を入れられるのはまれなケース。チャンスを生かして点を取ったことに満足している」。右サイドを俊足で崩したトミスは「ロンドン五輪では（なでしこジャパンに）負けていたので雪辱しようと言っていた」と有言実行を果たして手放しで喜んだ。出場機会がなかった大滝は「出た試合でボールを収められれば監督の信頼を得られる。レギュラーを獲りたい」と成長を誓った。