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「勝ったら連休」清水 ゴトビ監督はニンジン作戦

[ 2012年11月24日 11:34 ]

 J1清水は24日、アウェーの等々力で川崎Fと対戦するが、アフシン・ゴトビ監督(48)は“ニンジン”作戦を打ち出した。

 川崎F戦に向けた最終調整。指揮官は選手を集めると「重大ニュース」を発表した。「川崎F戦に勝ったら連休を与える」。勝ち点に勝るとも劣らないご褒美を約束し、選手のモチベーションを高めた。

 チームは今月、ハードすぎる練習を強いられている。3日にナビスコ杯決勝の鹿島戦(国立)を行い、中3日で新潟とリーグ戦。17日のG大阪戦(アウスタ)に1―3と敗れ、指揮官は「われわれは休むに値しないチーム」と翌日のオフをはく奪した。今月の休日は、今のところ1日だけ。選手の疲労は心身ともにピークに達している。

 チームのコンディションや士気を上げるため、練習を継続させることも手段の1つだ。しかし、今月の公式戦が3戦3敗の結果を見ると、効果は出ていない。「試合に勝てば2連休。負ければ休みは1日だけ。勝ち点3に加えて、2連休を手にすることはモチベーションになるはず」とゴトビ監督。10月14、15日以来の連休をニンジンに、今月初白星を手にする。

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2012年11月24日のニュース