「追う立場でよかった」２位・仙台は重圧なし

　Ｊ１首位の広島を勝ち点１差で追う仙台は２３日、仙台市内の練習場で２４日の新潟戦に向けてセットプレーの確認やシュート練習などで最終調整した。逆転優勝への期待から多くのファンが見守ったが、選手に重圧の色はなく自然体だった。手倉森監督は「追う立場でよかった。落ち着いて練習できた」と話した。

　前節の鹿島戦で右足を痛め、出場が危ぶまれたＦＷ赤嶺の回復は好材料。２２日の紅白戦に続き、この日も軽快な動きを見せた。チームトップに並ぶ１３得点のストライカーは「ホームで周りの後押しがある。そういう力を大事にしていきたい」と意気込んだ。