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メクセス豪快20メートルオーバーヘッド ミラン16強!!

[ 2012年11月23日 06:00 ]

<アンデルレヒト・ACミラン>後半、オーバーヘッドでゴールを決めるACミランのメクセス

欧州CL1次リーグC組 ACミラン3―1アンデルレヒト

(11月21日)
 8試合が21日に行われ、C組のACミランは敵地でアンデルレヒトを3―1で下し、4季連続決勝トーナメント進出を決めた。B組のシャルケはオリンピアコスに1―0で競り勝ち、2季ぶりの16強。右太腿負傷のDF内田はベンチ外だった。

 国内リーグで苦戦が続くACミランがうっぷんを晴らした。1―0の後半26分にDFメクセスが、ゴールに背を向けパスを胸トラップし、オーバーヘッドで約20メートル先のゴール左上に決め、4季連続の16強を呼び込んだ。

 「正直(バーを)越えるかと思ったけど凄いゴールだった」とアッレグリ監督。ヒーローは「素晴らしいゴールを決められたね」と振り返った。スウェーデン代表FWイブラヒモビッチが14日の親善試合イングランド戦で25メートルのオーバーヘッド弾を決めて称賛を浴びたが、この時は緩やかな軌道でGKが飛び出した無人のゴールが標的。メクセスはより鋭くGKが守るゴールに蹴り込んだ。

 後半2分に先制点を挙げた20歳のFWエルシャーラウィはリーグ得点ランク首位の10ゴール。苦戦の中で新世代の芽は出ている。その成果を今後の決勝トーナメントとリーグ戦でどう生かしていくか。CL優勝7回の名門が正念場を迎えている。

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2012年11月23日のニュース