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カズ 12・26震災復興支援チャリティーマッチ出る

[ 2012年11月23日 06:00 ]

チャリティーサッカー2012

(12月26日 ユアスタ)
 J2横浜FCのFW三浦知良(45)が12月26日の東日本大震災の復興支援活動「チャリティーサッカー2012」(ユアスタ)に出場することが22日、分かった。カズの復興支援への思いは強く、少しでも被災地に勇気を届けたい考え。また、日本プロサッカー選手会はこの日、インテル・ミラノの日本代表DF長友佑都(26)の出場も発表した。

 勇気と希望のカズダンスを再び――。カズが来月26日に仙台で開催される東日本大震災の復興支援チャリティーマッチに出場する。「何か協力できれば。10分でもいいから出る。そう言いながら、45分くらいは出ちゃうんだけどね」。いかにも前向きなカズらしく明るい決意表明だった。

 被災地への思いは一瞬も忘れたことがない。昨年4月には横浜FCの一員として震災の爪痕が残る岩手県大槌町、釜石市を訪れ、避難所にも足を運んだ。カズの訪問を喜ぶ子供たちの笑顔に癒やされつつも「(復興支援活動を)今後も続けていくことが大事だ」と誓った。

 慈善試合のカズといえば、昨年3月29日の活躍が鮮烈だ。Jリーグ選抜として日本代表相手に劇的ゴールを決め、華麗なカズダンスを披露、被災地に勇気を届けた。横浜FCはシーズンオフに突入したが、トレーニングは継続。12月の仙台でも全力プレーを見せる。

 日本プロサッカー選手会はこの日、DF長友の出場を発表。MF本田(CSKAモスクワ)らの参加も調整中という。東北出身選手を中心に、国内外から多くの選手が集う慈善試合だが、欧州組とカズの競演は最高のクリスマスプレゼントとなる。不屈のカズ魂が、師走の被災地に元気を届ける。

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2012年11月23日のニュース