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4連勝でJ1王手 千葉「一度死んだけど、ここ数試合で生き返った」

[ 2012年11月18日 17:40 ]

<横浜FC―千葉>前半、藤田(左端)の先制ゴールを喜ぶ千葉イレブン

J1昇格プレーオフ準決勝 千葉4―0横浜FC

(11月18日 ニッパ球)
 J2・5位の千葉が、同4位の横浜FCを圧倒。前半35分、右サイドからロングフィードで先制弾をアシストしたMF佐藤勇は、敵地で「ホームのような雰囲気をつくってくれた」と、スタンドを黄色に染めたサポーターに感謝の言葉を述べた。

 レギュラーシーズンの順位は下だったが、横浜FCは今季2戦2勝した相性の良い相手。引き分けも許されない一戦で、FW藤田は「いつも通りの千葉のサッカーをやれれば勝てる」と思っていたという。立ち上がりこそ積極的にシュートを放ってくる相手に主導権を握られたが、藤田が最終ラインの裏を突いて均衡を破ると、後半には相手の守備網を簡単に破りゴールを積み重ねた。

 「一度は死んだ身だったけど、ここ数試合で生き返った」と佐藤勇が振り返った通り、8、9月と白星に見放された時期もあった。それでもレギュラーシーズンは3連勝で締めくくり、この日の白星で4季ぶりJ1復帰へあと1勝とした。「今日の勝利は素晴らしい。でもまだ何も成し遂げていない」と佐藤勇。古巣から2得点を挙げてヒーローとなった藤田は「次勝たないと意味がない」と力を込めた。

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