×

本田 自分に“ダメ出し”「もどかしい 腹が立つ」

[ 2012年11月16日 06:00 ]

マスカットの空港からロシアへ出発する本田

 本田が自分に“ダメ出し”した。5大会連続W杯出場に王手をかけた日本代表は、アジア最終予選のオマーン戦(マスカット)から一夜明けた15日に帰国した。欧州組は試合後に解散して各所属クラブに戻ったが、低調なプレーに終始したMF本田圭佑(26=CSKAモスクワ)は自らのプレーを酷評。引いた相手を崩せない課題を克服できないことへのいら立ちをあらわにした。

 ふがいない自分にカツを入れた。試合直後は口を閉ざした本田だが、渡欧前のマスカット国際空港で胸の内を吐き出した。

 不発に終わったオマーン戦のプレーを自己分析し「全然ダメでしょ」と酷評。「引いた相手を崩せない課題を繰り返している現実があるから納得できない。もどかしいというか腹が立つというか…」と首をひねった。

 それだけ出来は悪かった。トップ下で先発したがシュートは前半24分の当たり損ねの1本だけ。前半26分に不用意な横パスをカットされるなど低調なパフォーマンスに終始した。CSKAモスクワのリーグ戦の関係で、全体練習に合流したのは試合2日前の12日。生活拠点を置くモスクワとの寒暖差が35度以上もある気温35度の過酷な環境に苦しんだのは明らかだったが「暑さは理由じゃない」と言い訳はしなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2012年11月16日のニュース