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長谷部フル出場で攻守に奮闘「勝ち点3を取れたのがすべて」

[ 2012年11月14日 22:45 ]

日本―オマーン 前半、清武の先制ゴールを喜ぶ長谷部(中央上)ら日本イレブン

W杯アジア最終予選 日本2-1オマーン

(11月14日 マスカット)
 MF長谷部誠は、中盤で攻守にわたりチームを引っ張ってフル出場し、勝利に貢献した。「厳しい試合になったが、勝ち点3を取れたのがすべて」と振り返った。

 先制点を取ってからは、攻め手を欠いて追加点を奪えず、運動量の落ちた後半32分に同点ゴールを許してしまった。「早めに先制したのに2点目を早く取るべきだった」と酷暑の厳しいコンディションに思い通りのプレーが出来なかった。それでも、諦めることなく攻め続け、終了間際のFW岡崎慎司の決勝点が生まれた。「中東では勝ち切るのが難しい中、勝てたのは大きい」と安どの表情を見せた。

 次戦のヨルダン戦(来年3月26日)に勝てば5大会連続のW杯出場が決まる。「まだ決まったわけではない。次頑張ります」と気を引き締めていた。

 ブンデスリーガでの出場機会に恵まれなかったが、監督交代で道が開け、レギュラーの座を取り戻しつつある。今回はリーグ戦を終えての合流で調整期間も短い中での出場となった。タイトな日程で出したパフォーマンスがチームに力を与えた。

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