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内田 右太腿肉離れで14日オマーン戦アウト

[ 2012年11月8日 06:00 ]

アーセナル戦の前半、負傷交代でベンチに下がるシャルケの内田

欧州CL1次リーグB組 シャルケ2-2アーセナル

(11月6日)
 シャルケの日本代表DF内田篤人(24)がアーセナル戦で右太腿を負傷し前半25分でピッチを退いた。クラブは7日、精密検査の結果を公表し全治約3週間と発表した。14日のW杯アジア最終予選オマーン戦(マスカット)の出場は絶望的。勝てばW杯出場に王手がかかる一戦で、日本代表は経験豊富な右サイドバックを欠くことになった。試合は2―2のドローで、シャルケはB組1位を守った。

 異変が起きたのは前半21分のことだった。ドイツ代表FWポドルスキと並走した直後、内田が突然右手を回した。「テーピングを巻いて5分やらせてって言ったら、ドクターに絶対無理だからやめとけって言われて」。ベンチ前でそんなやり取りがあり、わずか25分で交代することになった。

 試合後、自ら歩いて取材エリアに姿を見せた内田は「肉離れみたいだね。右腿裏。もう走ってる時に、よくある感じの…。もう1回やってるから分かるし。試合前の準備もしっかりしていたんで仕方ない」とサバサバした表情で話した。昨年9月にも同じ箇所を負傷。試合復帰までに1カ月を要した。内田は「前回より楽そうな気がする」と内田は楽観的だった。しかし、シャルケの広報担当者は翌7日に精密検査の結果を公表し、右太腿肉離れで全治まで約3週間かかると発表。「日本協会からはまだ連絡はないが、(マスカットへは)行かないだろう」と日本代表を辞退する方向であることを明かした。

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2012年11月8日のニュース