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権田12月に独、伊で練習参加へ トライアウト兼ねる

[ 2012年11月8日 06:00 ]

 FC東京の日本代表GK権田修一(23)が今オフに、ドイツ1部シュツットガルトとセリエBベローナの練習にダブル参加することが分かった。FC東京は既に天皇杯で敗退しており、参加時期はリーグ戦終了後の12月中になる予定という。

 関係者によると、岡崎、酒井高が所属するシュツットガルトは今季途中、U―23ドイツ代表の第2GKワイズをレバークーゼンに放出。後釜を探しており、ロンドン五輪で活躍した権田に白羽の矢を立てたという。ベローナは現在2部に低迷しているが、リーグ優勝1度を誇る古豪。強化部長はかつて中田英寿氏とペルージャでプレーしたソリアーノ氏が務め、6日の地元番組では「権田自身がベローナを選んだ」と好意的に報じられている。

 権田はもともと海外志向が強く、09年には自費でイタリアに渡り、イタリア代表GKブッフォンを育てたエルメス・フルゴーニ氏の個人レッスンを受けた経験も持つ。関係者によると、今回の練習参加は来夏の移籍に向けたトライアウトも兼ねており、実力が認められれば正式オファーに発展する可能性もありそうだ。

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2012年11月8日のニュース