日本　Ｕ１９アジア選手権初勝利！岩波弾で決勝Ｔに望み

Ｕ―１９アジア選手権１次リーグＡ組 日本１－０クウェート

（11月5日 ＵＡＥ）
　Ｕ―１９アジア選手権は５日、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）のラスアルハイマなどで１次リーグ第２戦を行い、Ａ組の日本はクウェートを１―０で破って今大会初勝利を挙げた。前半終了間際にＦＫからＤＦ岩波（神戸）のゴールで通算１勝１敗の勝ち点３とした。準々決勝進出をかけて、７日（日本時間８日未明）の１次リーグ最終戦で開催国のＵＡＥと対戦する。大会は来年、トルコで開催されるＵ―２０Ｗ杯のアジア予選を兼ね、日本は３大会ぶりの出場を目指す。
【試合結果 Ａ組日程・順位表】

　敗れれば１次リーグ敗退が決まる一戦で、若き日本代表は苦しみながらも勝ち点３を手にした。両チームとも決定機をものにできずに迎えた前半ロスタイム、松本（ＪＦＡアカデミー福島）の左ＦＫを岩波が決めた。ゴール前で相手ＤＦを背負いながらも、左足で巧みにゴールへ流し込んだ。

　「厳しいゲームだった」。吉田監督は１点を守り切ったイレブンを称えながらも、試合内容には満足していなかった。日本らしいボール回しで攻め込む場面はあったが、ゴールはセットプレーからの１点だけ。指揮官は「内容は改善しなければ」と表情は険しかった。