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フットサルW杯 北原だ森岡だ 日本執念ドロー 4点差追いつく

[ 2012年11月4日 22:24 ]

<日本―ポルトガル>後半、自身2点目のゴールを決め、ガッツポーズする森岡

フットサルW杯1次リーグC組 日本5―5ポルトガル

(タイ・ナコーンラーチャーシーマー)
 フットサルのワールドカップ(W杯)は4日、タイのバンコクなどで1次リーグ第2戦の4試合を行い、C組の日本はタイ東北部ナコーンラーチャーシーマーでポルトガルと5―5で引き分けて通算1分け1敗とした。1次リーグ最終戦は7日、リビアと対戦する。
【フットサルW杯 日本メンバー 試合結果】

 日本は1日の初戦で2連覇を狙うブラジルに1―4で完敗した。ポルトガルは第1戦でリビアに5―1で快勝して勢いに乗るが、日本は初戦で出場停止だった守備の要、北原(名古屋)が先発で復帰した。三浦知良はベンチスタート。
 
 ポルトガルは開始1分、司令塔のリカルジーニョと点取り屋のカルジナルに日本の左サイドを崩してジョアン・マトスのゴールで先制。その1分後には、リカルジョーニョが決めて2点目。日本は立ち上がりから劣勢に立たされた。

 前半5分、カズがピッチへ。同6分には早くも日本がタイムアウト。だが、ゲームは好転せず、ポルトガルは前半9分、リカルジョーニョのFKからカーディナルのゴールがネットに突き刺さり、3点目を挙げる。

 前半10分、森岡薫が右足で反撃へのゴール。日本が1点返した。だが、その直後にカーディナルのシュートが逸見にあたってコースが変わり、この試合2発目。再び3点差とされた。その5分後には、リカルジーニョもこの試合2点目。点差は4に開いたが、星翔太がゴールを決め、日本は前半2―5で折り返した。

 後半開始早々から日本が攻める。森岡が左サイドから強烈なシュートを放つが、相手GKがセーブ。その後も村上、小曽戸らがシュートを放つが、ネットを揺らすことができない。

 そして、日本はパワープレーを仕掛け、後半11分、北原が左足でゴール。続けざま、森岡のシュートが決まり、4―5。1点差に迫った。さらにゲームを支配する日本は後半15分、ついに逸見のゴールで同点に。最大4点差を追いつき、大きな勝ち点を挙げた。

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