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カズも奮闘 W杯初戦ブラジル戦は1-4で敗戦

[ 2012年11月2日 00:26 ]

フットサルW杯のブラジル戦に出場した三浦知良(右)

フットサルW杯1次リーグC組 日本1-4ブラジル

(11月1日 タイ・ナコーンラーチャシーマー)
 フットサルのワールドカップ(W杯)は1日、バンコクなどで開幕し、初の決勝トーナメント進出を狙う日本はタイ東北部ナコンラチャシマでの1次リーグC組初戦で、前回覇者のブラジルと対戦。前半は0-1と善戦したものの、後半開始5分までに立て続けに3失点。1-4で敗れた。

 日本のスタメンはGKが川原、FPは小宮山、星、木暮、逸見。10月に日本で行った親善試合2戦と同じ先発メンバーで、フットサルW杯市場最年長出場となる横浜FCの三浦はベンチスタートとなったが、前半5分で初めてW杯のピッチに立った。

 日本はGK川原の好セーブが光りブラジルの猛攻に耐えつつ反撃を狙ったが、前半14分、シュートのカバーに入った森岡に当たり、オウンゴールで先制を許した。カズは得意のまたぎフェイントを披露し日本サポーターを沸かせたが、シュートには結びつかなかった。

 後半1分、パスミスからボールを奪われるとミドルシュートを決められ、2失点目を喫した。さらに3分にも正面から崩されてゴールががら空きになったところを左サイドから決められた。5分には右サイドからの角度のないシュートを川原が処理し損ね、ゴールを許した。後半8分、左サイドから展開した稲葉がゴール正面へ持ち込みミドルシュートを放つと、ポストに直撃するゴールとなり1点を返した。

 1次リーグは24チームが6組に分かれて争い、各組2位までなどの16チームが決勝トーナメントに進む。日本はことしのアジア選手権優勝メンバーに、三浦と昨季Fリーグ得点王の森岡(名古屋)を加えて臨む。4日はポルトガル、7日にリビアと対戦する。

 ▽三浦の話 下を向いたらいけない。自分たち次第で変えられる。(チームに)消極的なところがあったので、自分が入ったときは積極的にやろうと思った。シュートという形でそれを表せたのはよかった。

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2012年11月2日のニュース