鮫島 歓喜の胴上げV!仙台がなでしこL昇格へ

[ 2012年10月29日 06:00 ]

<世田谷・仙台>チームメートを胴上げする鮫島(中)

なでしこチャレンジリーグ 仙台5-0S世田谷

(10月28日)
 なでしこリーグの2部に当たる「なでしこチャレンジリーグ」は28日、各地で5試合を行い、昨年3月の東日本大震災の影響で休部した東京電力マリーゼが母体のベガルタ仙台レディースが優勝し、来季のなでしこリーグ昇格を決めた。この日はアウェーでスフィーダ世田谷を5―0で下し、19勝2分けの無敗で1試合を残して1位が確定。8月に加入した日本代表のDF鮫島彩(25)はフル出場で2点目をアシストするなど大勝に貢献し、マリーゼの仲間とともに“1部復帰”を果たした。

 格の違いを見せた。1―0の前半18分、右足ヒールパスでFW伊藤の2点目をアシスト。代表では左サイドバックだが仙台では攻撃的な左MF。8月に加入してから5試合で3得点1アシストをマークし無敗でのV到達と昇格に貢献した。

 代表のレギュラーが国内2部相当のリーグの立ち上げ1年目のチームへ異例の移籍。「心からこの仲間と一緒にサッカーがやりたかった。うれしいことだけじゃなく、苦しいことも共有したかった」。東日本大震災の影響で休部した東京電力マリーゼを移管する形で今年誕生したのが仙台だ。

 6月まで在籍したフランス強豪モンペリエの契約延長オファーなどの誘いを断り、再び仲間と戦うことを選択。登録の関係で出場できなかった10月の国体もチームに同行して水くみなどの裏方仕事を進んで行った。

 仲間とつかんだ1部“復帰”。「優勝は最低条件で通過点。みんなと一緒に上を目指したい」とさらなる高みを見据えた。

 ▽日本女子サッカーリーグ 89年に発足し04年から2部制を導入、愛称がなでしこリーグになった。12年はなでしこリーグが10チーム、2部にあたるチャレンジリーグが12チームで争われている。昨季は東日本大震災の影響で東京電力マリーゼが休部し、なでしこリーグから1チームが減ったため、チャレンジリーグ2位で準加盟チームの大阪高槻が入れ替え戦免除で昇格。今季はなでしこリーグ10位(福岡AN)とチャレンジリーグ1位(仙台)が自動入れ替え、なでしこリーグ9位とチャレンジリーグ2位(4位以内で準加盟チーム)が入れ替え戦を行う。

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