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シーズン秋春制移行は見送り 年度を設定して議論へ

[ 2012年10月16日 19:43 ]

 Jリーグは16日、東京都内で理事会を開き、日本サッカー協会から提案を受けたシーズン制移行を見送ることを承認した。ただ、将来的な移行を見据えて日本協会の担当者も加えた戦略検討会議を設置し、継続的に討議する。

 Jリーグは5月に、代表選手の休養期間確保などを目的にシーズンを3月に開幕する現行の「春秋制」から8月開幕の「秋春制」に移行する提案を受けた。その後、2015年からの移行が可能かどうかを検討した結果、今月10日のJ1、J2臨時合同実行委員会で見送る方針を決めていた。

 戦略検討会議は、新たに具体的な移行年を設定して議論する方針。中西大介競技・事業統括本部長は「どのタイミングでやるかは考えるべきだ。軸を決めないと話が進まない」と説明した。

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2012年10月16日のニュース