GK川島永嗣の腕4本に合成 「原発事故影響」と仏TV

[ 2012年10月16日 07:43 ]

腕が4本あるように合成されたGK川島の写真(フランス2の画像を転載したベルギーのインターネットサイトから)

 フランス国営テレビ「フランス2」が放送した情報バラエティー番組で、サッカーのフランス代表と対戦した日本代表のGK川島永嗣に腕が4本ある合成写真を映し、司会者が「福島(第1原発の事故)の影響ではないか」とやゆする発言をしていたことが15日、分かった。

 在フランス日本大使館は同テレビに抗議する方針。欧州メディアの間でも「行き過ぎ」などと問題視する見方が広がっている。

 13日夜に放送された番組の司会者、ローラン・リュキエ氏は、12日に日本が1―0でフランスに勝利した試合に触れ「日本には素晴らしいGKがいた」と述べた。しかし、直後にスクリーンに川島選手の合成写真が映し出され「私は福島の影響ではないかと思う」と発言。スタジオの一般参加視聴者から拍手と笑いが起きた。

 これに対し、川島が普段プレーするベルギーの有力紙ルソワールは「行き過ぎ発言か?」と報道、フランスのインターネットメディアも「趣味の悪い冗談」などと批判的に取りあげた。

 現在、川島はベルギー1部リーグ、スタンダール所属だが、リールスでプレーしていた昨年8月にも同国リーグの試合で相手チームのサポーターから「カワシマ、フクシマ」などとやじを飛ばされた。相手チームはベルギー・サッカー協会から3万スイスフラン(約254万円)の罰金を科された。
 
 12日の試合は、MF香川真司(マンチェスターU)のゴールと川島の好守などで、フランスから初勝利を挙げた。(共同)

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