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鹿島2連覇へ 大迫が攻撃けん引、前半2点で優位に

[ 2012年10月13日 22:41 ]

<柏・鹿島>前半、ゴールを決め喜ぶ鹿島・大迫

ナビスコ杯準決勝第2戦 鹿島2―2柏

(10月13日 柏)
 準決勝にふさわしいハイレベルな攻防の中、大会最多を更新する5度目のタイトルを目指す鹿島が勝負強さでは一枚上手だった。前半24分までに2点を奪って試合を優位に進め、DF岩政は「勝負に対して厳しいというのは、このクラブの伝統」と誇った。

 昨季の大会最優秀選手、大迫が攻撃をけん引した。前半12分にドゥトラの先制点をお膳立てすると、24分にはGKとの1対1を冷静に右足で流し込んで加点。39分にPKを失敗し「決めていればそこで(勝負は)終わっていた」と悔やんだが、これで今大会トップの7得点とした。

 連覇となれば1992~94年のV川崎(現東京V)と2005、06年の千葉に次いで3クラブ目となる。ジョルジーニョ監督が現役だった97年に初めて決勝の舞台を踏んでから、8度目の決勝進出。指揮官は「リーグ戦の優勝は不可能と言わざるを得ないが、カップ戦ではしっかり勝ちたい」と執念を口にした。

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2012年10月13日のニュース