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ザック監督 フランス撃破に満足「非常にいい結果」

[ 2012年10月13日 06:30 ]

<フランス・日本>フランスを破り喜ぶザッケローニ監督(中央)

国際親善試合 日本1―0フランス

(10月12日 パリ)
 強豪フランスを相手に1―0。内容的には圧倒的に押されていたが、これまで勝利したことがない相手に、それもアウエーで勝ったことに大きな意味がある。試合後の日本代表・ザッケローニ監督は満足げな表情を浮かべた。

「非常にいい結果になってよかった。前半はうちがシャイで前に出ていけなかったが、後半はパス&ムーブで相手のマークを外して互角の戦いができたと思う」

 試合前に雨が降り、ぬかるむピッチ。個人の身体能力に勝るフランスに完全にゲームを支配された。何度もゴール前に迫られ、ヒヤリとする場面が続く。フランスのシュートの精度が低く、GK川島の好セーブもあって何とか無失点で切り抜けたものの、前半はわずかシュート1本と全く攻めに転じることができなかった。

 だが、後半17分に中村、長谷部を下げて乾と細貝を入れ、香川をトップ下に置いてから、少しずつリズムをつかみ、カウンターで決勝点。フランスを撃破した指揮官は「次はきょうよりも技術的なチームだし、好調なチームなので、しっかり準備していきたい」と16日のブラジル戦に目を向けていた。

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