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ジーコ監督 母国にイラク大敗…豪州戦へダメージ懸念

[ 2012年10月13日 06:00 ]

<ブラジル・イラク>ネイマール(右)と競り合うイラク代表のサマル・サエド

国際親善試合 イラク0―6ブラジル

(10月11日 マルメ)
 大敗したイラクのジーコ監督は複雑な表情を見せた。母国ブラジルの強さを知るだけに「アイスランドに0―6なら心配するけど」と平静を装ったが、16日にW杯アジア最終予選オーストラリア戦を控え、ダメージが懸念される事態となった。

 内容はもちろん問題は肉体的負担にもある。オーストラリア戦はホーム扱いながら、治安の問題でカタール開催。「気温35度のカタールから10時間かけて5度のスウェーデンに移動し、また戻らなければ」。一方でオーストラリアは調整優先でUAEとの親善試合を断った。指揮官にはブラジル戦自体が「オーストラリアの特徴を考えてスコットランドなどと対戦を望んでいた」と認めた想定外。勝ち点2で並ぶオーストラリア戦へ、喜べない強化試合となった。

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2012年10月13日のニュース