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憲剛 トップ下先発へ「ゴールに結びつけるのが仕事」

[ 2012年10月12日 06:00 ]

トップ下先発濃厚な中村は地元のファンにサインする

国際親善試合  日本―フランス

(10月12日 パリ)
 日本代表DF中村憲剛が、ゴールにつながる決定的な仕事に強い意欲を見せた。MF本田圭佑の負傷に伴い、ザックジャパンでは11年10月11日のW杯3次予選タジキスタン戦以来2度目となるトップ下での先発が濃厚。「ボールをもらったときにいかにフリーで前を向いてトップに絡めるか。ゴールに結びつけるのが自分の仕事だと思う」と力を込めた。

 イメージはできている。フランスを分析した10日のミーティングで、相手の左右のサイドバックが高い位置を取ると説明を受けた。日本はサイドを中心に攻撃を組み立てるプランで「監督にはサイドで2対2でも仕掛けると言われている。そこにどう自分が絡んで3対2の数的有利をつくれるか」と得意のパスワークで相手DF陣を翻ろうする構えだ。

 日本の課題はフィニッシュの精度。最近の試合でも好機をつくりながらゴールを決めきれない場面が目立つ。それだけに中村は「それはザックさんも口が酸っぱくなるほど言っている。最後(シュート)の質を上げて決めきれるように」とゴールへの貪欲さも示した。

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2012年10月12日のニュース