Ｊリーグ　秋春制は見送りに…１６日の理事会で決定へ

　Ｊ１、Ｊ２臨時実行委員会が１０日、東京都文京区のＪＦＡハウスで開かれ、１５年秋からの「秋春制シーズン」移行は先送りする方向性を固めた。１６日のＪリーグ理事会で決定する。

　Ｊリーグの大東チェアマンは理由として前年度を１・５年シーズンにすることによるクラブ経営の悪化、スタジアムの使用調整、日程上の不都合が生じることなどを挙げた。ただ１５年以降はアジア・チャンピオンズ・リーグが秋春開催に変更される可能性が高いこともあり、移行可否についての議論は継続的に行う方針。今後はＪＦＡや外部から有識者を加えた「戦略検討会議」を常設して、明確な移行時期設定などを話し合っていく。