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Jリーグ 秋春制移行を見送り 経営、運営に難 議論は継続

[ 2012年10月10日 18:00 ]

 Jリーグは10日、東京都内でJ1、J2臨時合同実行委員会を開き、日本サッカー協会の提案を受けて検討してきたシーズン制移行を見送る方針を決めた。経営や運営で想定されるマイナス面が現状では、国際競技力の強化などのプラス面より大きいと判断した。16日の理事会に諮る。

 Jリーグは、3月に開幕する現行の「春秋制」から、欧州などで主流の8月開幕の「秋春制」へ2015年をめどに移行することが可能かを討議してきた。今後は戦略検討会議を設置し、継続してシーズン移行の可能性を探る。

 大東和美チェアマンは「移行後の収益確保に対する不安や競技場利用の調整難で、15年からは不可能という結論」と述べた。

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2012年10月10日のニュース