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前節交代に不満げ態度…原口“改心弾”誓う!

[ 2012年10月3日 06:00 ]

柏戦で前半27分に交代させられ不満げな表情の浦和FW原口(中央)

J1第28節 浦和―札幌

(10月6日 埼玉)
 浦和のFW原口元気(21)が6日の札幌戦で“改心弾”を狙う。9月29日の柏戦では前半27分に交代させられて不満げな態度を示し、サポーターへのあいさつにも出向かず、1人先に帰宅した。だが、2日の練習では終始、笑顔。午前練習が終わった後にはペトロヴィッチ監督と5分間ほどマンツーマンで会話し、最後は抱擁と握手でわだかまりがないことを強調した。「既に私と彼の間では解決している」と指揮官も笑顔で話した。

 問題は柏戦が終わった直後に解決していた。すぐに指揮官と話し合いの場を持ち「きょうはお前の日ではなかったが、次の札幌戦は必要だ」と諭され、原口も強く反省。翌30日のミーティングでは全員の前で謝罪していた。この日は最後までシュート練習に励むなど精力的。原口は多くを語らずに引き揚げたが、チーム関係者は「既に札幌戦へ気持ちは向いている」という。残り7試合で首位・広島とは勝ち点5差。優勝戦線に踏みとどまるためだけではなく、まだ謝罪していないサポーターのために、ゴールという結果を残す。

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2012年10月3日のニュース