ＩＮＡＣ４発圧勝　ヤングなでしこ・田中陽惜しいシュートも

　なでしこリーグ第１１節の３試合が２３日、各地で行われ、首位のＩＮＡＣ神戸は最下位・福岡ＡＮに４―０で圧勝し、勝ち点を３１に積み上げた。

　序盤こそ福岡ＡＮの粘り強い守備に苦しんだＩＮＡＣ神戸だったが、前半４２分にＦＷ川澄のヒールパスを受けたＭＦ大野がドリブルでゴール正面へ切り込み、左足で先制点。これで流れをつかむと、後半にはＦＷヤネズ、高瀬が続き、同３３分には大野がＰＫを決めてダメを押した。

　ヤングなでしこのＭＦ田中陽は後半２４分から途中出場。同４１分に左サイドのＭＦ沢からパスを受けて左足でシュートを放ったが、惜しくもゴール右に外れ、リーグ初ゴールはお預けとなった。