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鎌田オーバーヘッド!後半45分の劇弾で仙台が勝つ

[ 2012年9月23日 06:00 ]

<仙台・神戸>試合終了間際、オーバーヘッドで決勝ゴールを決める仙台・鎌田

J1第26節 仙台2-1神戸

(9月22日 ユアスタ)
 華麗なゴールで、ノーガードの打ち合いにピリオドを打った。1―1で迎えた後半45分、仙台は梁勇基の右CKを松下が頭でそらすと、最後は鎌田がオーバーヘッドキックで豪快にネットに突き刺した。

 「あんなゴールしたことなかったからメチャクチャ喜びたかったけど、足がつって走れなかった」と鎌田。仙台サポーターの歓喜の雄叫びが響くなか、興奮気味に振り返った。

 昨年の劇的なシーンがフラッシュバックした。東日本大震災のためにリーグは一時中断。再開初戦となった川崎F戦(昨年4月23日、等々力)、1―1の後半42分に決勝点を決めて被災地を勇気づけたのも鎌田だった。手倉森監督も「震災の後の再開の時を思い出すようなゴール」と感慨にひたった。前節のアウェー広島戦(15日)に敗れたショックを払しょく。再び勢いを取り戻した仙台が初タイトルへと突っ走る。

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2012年9月23日のニュース