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名古屋、痛い黒星…ストイコビッチ監督「落胆している」

[ 2012年9月22日 23:01 ]

広島に競り負け、肩を落とす闘莉王(左から3人目)ら名古屋イレブン

J1第26節 名古屋1―2広島

(9月22日 瑞穂陸)
 名古屋は後半ロスタイムにダニエルが不用意にボールを失って決勝点を許した。ストイコビッチ監督は試合終了の笛を待たずにベンチを去り、怒りをあらわにした。

 引き分けさえ逃し、広島との勝ち点差は9に。指揮官は「優勝に近づくチャンスを失い、落胆している。子どもっぽいミス」と嘆いた。闘莉王は「俺からすれば信じられない」とうつむいた。

 前半は5バックのような布陣の広島に対し、5人を前線に張り付かせて臨んだものの不発に終わった。後半は3バックに変更し、攻め上がった闘莉王の得点で追い付いたが、勝ち点3を狙った攻勢は実らなかった。

 ストイコビッチ監督は「全部勝つことは諦めない」と残り8試合での逆転を誓ったが、2年ぶりの頂点への道は険しくなった。

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