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一発退場でプラン崩れた…崖っ縁の札幌 サポーターからはバ声

[ 2012年9月22日 17:41 ]

J1第26節 札幌0―5大宮

(9月22日 札幌厚別)
 札幌は後半だけで5失点を喫しホームで大敗。「プラン通り」(石崎監督)に無失点で前半を折り返したが、後半5分にMF高木純が大宮FWを後ろから倒して一発退場。10人になってからは集中力が切れたかのように失点を繰り返し、攻撃の見せ場はほとんどなかった。

 「前半0点で抑え、これから後半というところで…」。退場者によってゲームプランが狂った石崎監督は「1人少ない状況では厳しい」とうつろな表情。試合後、スタンドにあいさつに向かったイレブンには、サポーターから「次だ、次だって、いつやるんだ!」などと怒りの声が飛んだ。

 次節のアウェー川崎F戦で敗れた場合、他チームの結果次第でJ2降格が決まる。リーグ戦7試合を残しての降格は、07年の横浜FC、08年の札幌の5試合を抜くJリーグワースト記録。2年半を過ごした古巣・川崎Fのホーム、等々力で屈辱の瞬間を迎えてしまうのか。石崎監督は「1試合1試合、大切に戦っていく」と絞り出すように話した。

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2012年9月22日のニュース