新潟 効いた指揮官ゲキ「怖がってるヤツは言え。交代するから」

[ 2012年9月16日 14:16 ]

<G大阪・新潟>後半、遠藤とボールを競り合うブルーノ・ロペス

J1第25節 新潟1―1G大阪

(9月15日 万博)
 新潟はJ1残留争いの直接対決で、G大阪と1―1で引き分けた。前半14分にFWレアンドロ(25)に先制ゴールを決められ、後半は圧倒的に攻め込みながらも決められない苦しい展開。後半46分にFWブルーノ・ロペス(26)がPKを決め、辛うじて連敗を免れた。同じく残留を争う大宮が鳥栖を破って勝ち点を27に伸ばしたたため、新潟は17位に後退した。

 敗色濃厚だった後半45分。クロスを追ったFWミシェウ(30)がペナルティーエリアで倒され、PKを獲得した。ブルーノ・ロペスが右を狙ったボールは相手GKに読まれていたが、腕の下をすり抜けて同点。C大阪戦、G大阪戦と続いた残留争い直接対決で連敗を免れた。

 ボールを奪ってからのカウンターを得意とする新潟が、ここまではボールを奪われて失点するケースが目立っていた。1日のC大阪戦後はボール保持の時間を長くするため、ボールキャリアへのサポートを意識。短いパスをつないでミスを減らす練習に時間を費やしてきた。だが、前半はボールをキープしてから攻撃へつなげられず、シュートはゼロ。逆に、G大阪のレアンドロにスーパーゴールを決められて1点を追う形となった。

 柳下正明監督(52)はハーフタイムでゲキを飛ばした。「G大阪を怖がってるヤツは言ってくれ。交代するから」。選手たちに思い切りが出た後半は、途中出場のMF藤田征也(25)が右サイドをえぐって再三チャンスメーク。同じく途中投入のFW矢野貴章(28)がロペスと高さのある2トップを形成し、猛攻を仕掛けた。しかし、15分にミシェウのヘッドが相手GKのスーパーセーブに止められるなどゴールを割れず、追いついた後のロスタイムもロペスが決定的なシュートを左へ外した。

 「後半は怖がらずにボールをつなげられるようになった。後半のプレーが前半から出れば勝ち点3を取れるのでは」。柳下監督は試合を振り返り、効果的だった矢野とロペスの2トップを今後も使う可能性を示唆した。

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