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ジーコ 日本を徹底研究 ザック監督「こんな戦い方をしてきたチーム初めて」

[ 2012年9月12日 07:16 ]

<日本・イラク>前半25分、先制した日本代表イレブンを見つめるイラク代表のジーコ監督

W杯アジア最終予選グループB イラク0―1日本

(9月11日 埼玉)
 イラクのジーコ監督が“奇策”でザックジャパンを苦しめた。日本代表時代に不敗を誇った会場で初黒星を喫したものの、国際経験が皆無に等しい若手主体のチームでの僅差の試合を演じた。

 日本対策も完璧だった。試合前日には「奇策はない。本田にもマークを付けない」と語っていたが、ボランチのハルドゥーンにその本田を、2トップに遠藤、長谷部の徹底マークを指令。徹底した情報収集と研究を基に、日本が誇るパスサッカーを封じ込めた。

 日本代表のザッケローニ監督が「こんな戦い方をしてきたチームは初めて」と話せば、長谷部も「ジーコさんに研究されていた。圭佑とヤットさん(遠藤)にマークが付いて、中盤にボールが入っても厳しくこられて(突破の)糸口が見つけられなかった」と舌を巻いた。

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