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苦肉の奇策…ジーコ監督、初先発10人「若手がよくやった」

[ 2012年9月12日 07:15 ]

<日本・イラク>前半25分、先制した日本代表イレブンを見つめるイラク代表のジーコ監督

W杯アジア最終予選グループB イラク0―1日本

(9月11日 埼玉)
 イラクのジーコ監督が“奇策”でザックジャパンを苦しめた。日本代表時代に不敗を誇った会場で初黒星を喫したものの、国際経験が皆無に等しい若手主体のチームでの僅差の試合に「イラクの将来を担う若手がよくやった。内容には満足している」と胸を張った。

 日本側が前日まで先発を予想したエースのユーニスと司令塔のナシャトを外し、平均22・9歳の若手主体で臨んだ。うち実に10人が代表初先発。国内の情勢不安で所属クラブがない11選手を招集できず、直前合宿を張った韓国でも3選手がケガで離脱。苦しい台所事情ながら、指揮官は思い切った選手起用で日本をかく乱した。

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