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ロスタイムFK弾!横河武蔵野 大金星に「勝って大丈夫だったかな」

[ 2012年9月9日 16:57 ]

<FC東京―横河武蔵野>後半ロスタイムに決勝のFKを決め、喜ぶ横河武蔵野・岩田(左)

天皇杯2回戦 横河武蔵野1―0FC東京

(9月9日 味スタ)
 FC東京の2連覇の野望を打ち砕いたのはJFLの横河武蔵野だった。

 0―0の後半ロスタイム、左サイド約35メートルの位置で得たFK。MF岩田の「ちょっとミスキックだったけど、気持ちが入っていた」という右足のキックは、GK塩田の頭上を越え、ゴールネットに突き刺さった。

 ヒーローの岩田は「チーム一丸となって90分間耐え抜いた結果」と、勝因に粘り強い守備を挙げた。「相手の良さを消すサッカー」(依田監督)を貫き、前年王者に人数を掛けたぶ厚い守備で対応。最後まで集中力を切らさず、無失点に封じた。

 依田監督は「勝って大丈夫だったかな、と正直思っちゃいますけど…。延長まで考えていたので、あの1点はラッキーだった」と興奮冷めやらない表情。好セーブを連発し、FC東京の猛攻を封じたGK飯塚も「ちょっとビックリしている。頭真っ白」とJ1チームを破ったことが信じられない様子だった。

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