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トップ下で輝いた柴田 DF2人かわしシュートも…

[ 2012年9月5日 06:00 ]

<日本・ドイツ>後半17分、シュートを右に外し悔しがるヤングなでしこの柴田

U―20女子W杯準決勝 日本0―3ドイツ

(9月4日 国立)
 無得点の試合で最大の見せ場をつくったのが、ヤングなでしこの柴田だった。「右サイドとのワンタッチのプレーを意識し、相手DFが寄ってこなくなってリズムが出た」後半の16分、左サイドからのパスを中央で受けると、右に流れながらDF2人をかわしてペナルティーエリア内に進入。右足シュートは惜しくも右外に外れた。

 トップ下で先発した韓国戦で、2ゴールを挙げた。田中陽をしのぐ活躍で吉田監督に「トップ下は柴田」と評価された。この日も田中陽を左に置き、中央に陣取ったが、1点は遠かった。

 大会前は「練習試合でも結果を出せなくて、W杯に選ばれないという不安があった」。田中陽の控えの立場を結果で逆転し「自信がついた」という。その田中陽は途中交代。ナイジェリアとの3位決定戦でも、エースの役割が期待される柴田は「試合の入りが大事」と自覚をのぞかせた。

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2012年9月5日のニュース