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「体は少し重い」香川 6日UAE戦は時間限定出場へ

[ 2012年9月5日 06:00 ]

本田(右)とともに日本代表合宿に合流した香川だが表情には疲れが…

 6日に親善試合UAE戦(新潟)、11日にW杯アジア最終予選イラク戦(埼玉)を行う日本代表は4日、新潟市内で練習を行った。香川真司(23=マンチェスターU)はこの日帰国して即チームに合流。アルベルト・ザッケローニ監督(59)からはコンディションを考慮され、UAE戦は時間限定出場となる見通しとなった。

 体のメンテナンスに専念した。冒頭15分を除き非公開で行われた練習後のピッチ。香川は恒例の居残りシュート練習に参加せず、ストレッチに時間を割いた。2日(日本時間3日未明)にサウサンプトン戦を終えて、4日早朝に帰国したばかり。「移動もあったので万全ではない。疲れていたので(居残りシュートは)やめました。体は少し重い」と体調と相談して負荷を落としていた。

 6日に親善試合UAE戦を控えるが、本番は11日のW杯アジア最終予選イラク戦。ザッケローニ監督は「合宿の最大のテーマはコンディション調整」と明言している。関係者によると、指揮官はUAE戦では6枠の交代をフル活用して疲労の見える主力組は時間限定で起用する方針を固めているという。香川は今夏にマンチェスターUに移籍してビッグクラブの重圧の中、リーグ戦全3試合に先発出場。サウサンプトン戦で動きに精彩を欠くなど疲労はピークに達しており、出場時間は最大でも70分前後になる見通しだ。

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2012年9月5日のニュース