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岩清水、体張った!日テレ、悲願3連覇へあと1つ

[ 2012年9月3日 06:00 ]

<日テレ・新潟>前半、新潟・久保田(右)とヘッドで競る日テレ・岩清水

なでしこリーグ杯準決勝 日テレ3―0新潟

(9月2日 浦和駒場)
 日テレが、なでしこリーグ杯となってから開催された07、10年大会に続く“3連覇”に王手をかけた。準決勝で新潟に3―0で快勝。攻守にチームをけん引したのは、主将の岩清水だった。

 なでしこジャパン不動のセンターバックがゴール前で体を張った。前半39、41分と相手のシュートをブロック。後半は相手に攻め込まれる場面が増えたが、16分には1対1を冷静に止めた。攻撃でも1点リードの前半37分に右サイドへパスを送り、有吉の右クロスから小林弥の追加点が生まれた。「U―20女子W杯で頑張っている選手たちの見本になれるように、結果を出したい」と話していた通りの活躍だった。

 チーム状況は厳しかった。土光、木下ら4選手がヤングなでしこに招集されて不在。さらにベンチ入りした阪口も左膝に違和感を抱え、なでしこジャパンの岩渕、ヤングなでしこに招集されていた村松が負傷離脱。「人数が少ない状況だが、チームの総合力が必要」と岩清水が話していた通りチーム一丸でつかんだ勝利。決勝で宿敵INAC神戸を破って、10年リーグ優勝以来のタイトルを狙う。

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2012年9月3日のニュース