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長友“初ボランチ”でフル出場!ELプレーオフ突破に貢献

[ 2012年9月1日 06:00 ]

<インテル・バスルイ>ボールを奪う長友(左)

ELプレーオフ第2戦 インテル・ミラノ2―2バスルイ

(8月30日)
 インテル・ミラノの日本代表DF長友佑都が初めて3ボランチの左に入った。発熱、嘔吐(おうと)、下痢の症状があり前日の練習を休んだが、当日に熱が下がったためストラマッチョーニ監督が起用に踏み切った。中盤に故障者が続出したチーム事情があるにせよ初体験のポジションに「サイドバックと違ってなかなか大変」と戸惑いながらプレー。前半に退場者が出たうえに失点するなど苦しい内容となり、後半は本来の左サイドバックのポジションに入って2―2で試合を終えた。

 31日付の地元紙が「長友にこのポジションをさせる意味がない」と批判するなど采配には疑問も残ったが、指揮官自身も「無理をさせてしまった」と認めた。フル出場した長友にとっては疲弊する試合だったが、1次リーグ進出が決定。「やるからには優勝を目指す」と気持ちを切り替えた。

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