×

「県民の元気のもと」J2大分に県も5千万円支援へ

[ 2012年8月27日 18:15 ]

 大分県は27日、経営再建中のJ2大分に5千万円を支援する方針を明らかにした。9月補正予算案に盛り込んだ。

 県文化スポーツ振興財団が新たに設置する基金を通じて、宝くじの収益金を助成する。クラブ側は行政に1億円の支援を求めており、残り5千万円は市長会、町村会で負担する予定。

 広瀬勝貞大分県知事は「トリニータは県民の元気のもとになっており、地域経済への波及効果も大きい。市町村と力を合わせて応援することを決断した」としている。

 J2の大分がJ1昇格を懸けて戦うプレーオフに参加するには、10月中旬までにJリーグへの借金3億円を返済する必要がある。すでに一般から約1億2千万円の募金が集まり、地元経済界も1億円の支援を表明している。

続きを表示

2012年8月27日のニュース