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香川 ファンペルシーと“そろい踏み”公式サイトが先発予想

[ 2012年8月19日 06:00 ]

開幕スタメンあるぞ!!遠征6試合に出場し2得点と結果を残している香川

プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド―エバートン

(8月20日)
 マンチェスター・ユナイテッドの日本代表MF香川真司(23)が20日(日本時間21日午前4時)に敵地で行われるエバートンとの開幕戦で先発デビューする可能性が高まった。17日に発表された予備招集メンバーに入り、クラブ公式サイトは新加入のFWファンペルシーと並んで先発を予想。地元紙でも注目選手に取り上げられ、プレミアデビューへ舞台が整ってきた。

 クラブ公式サイトはエバートン戦に向けた展望記事で新加入3選手に言及。「ファーガソン監督はファンペルシーと香川をデビューさせる見通しで、パウエルはベンチになりそうだ」とし、前所属クラブで実績を残す両選手の先発を予想した。

 ドルトムントでの実績だけではない。香川は開幕前の遠征に全て同行。全6試合に出場して2得点と結果を出し、FWルーニーにも「冷静で頭の良い選手」と信頼も寄せられた。ポジションに関してはファンペルシーの加入もあって流動的だが、昨季リーグ得点王のオランダ代表は今夏の実戦が古巣アーセナルで後半24分から出場した12日のケルン戦のみ。調整の遅れからベンチスタートを予想する報道もあり、香川が左サイドやボランチではなく、希望のトップ下で起用される可能性もある。

 ガーディアン紙(電子版)は香川加入を「今季プレミアリーグで楽しみな10の事柄」に選出。開幕直前の17日に正式決定したファンペルシー加入が注目される中で「日本人はオランダ人(ファンペルシー)同様の影響力を証明するかも…。シャツを売るために獲得されたアジア人ではない」と期待した。また80~90年代にアーセナルなどで活躍した元イングランド代表FWスミス氏は18日付のデーリー・テレグラフ紙で「チームに必ず違いをもたらす。速さがあって動きがダイレクト。密集地帯でもスペースを見つけられる」とし、注目5選手の一人に挙げた。

 7月の入団会見で現地に向かう際に「開幕戦でポジションを奪えるように準備していきたい」と誓っていた香川。夢実現の時が目前に迫ってきた。

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2012年8月19日のニュース