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石巻少年団、バルセロナに 23日までサッカー交流

[ 2012年8月17日 23:46 ]

 東日本大震災で被災した宮城県石巻市の渡波サッカースポーツ少年団の子供たち18人が17日、スペインのバルセロナに到着した。23日までの滞在中、サッカー・スペイン1部リーグの名門バルセロナの選手との交流や試合観戦などを行う予定。

 ユニホーム姿で空港に着いた子供たちは、疲れた様子も見せず笑顔。千葉涼太君(11)は「すごく楽しみ。メッシ選手に会いたい」と世界最優秀選手との対面を心待ちにした。新川雄琉君(8)は「ビリャ選手と手をつないでピッチに入りたい」とほほ笑んだ。

 子供たちは、サグラダ・ファミリア(聖家族)教会などの観光スポットも巡る。中には、赤間珠樹斗君(11)のように「イベリコ豚の生ハムが食べたい」とグルメに興味を示す子供も。

 イベントを主催する「バルセロナ・スマイル・プロジェクト」の奥谷直樹代表は「とびきりの笑顔で東北は頑張っていることを世界に伝えたい」と話した。(共同)

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2012年8月17日のニュース