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FIFA“竹島メッセージ問題”の調査に着手

[ 2012年8月17日 22:20 ]

 韓国の聯合ニュースによると、国際サッカー連盟(FIFA)は17日、ロンドン五輪サッカー男子の3位決定戦、日本―韓国の試合後に韓国の朴鍾佑選手が竹島(韓国名・独島)領有を主張するメッセージを掲げた問題について、調査に着手したことを明らかにした。

 韓国サッカー協会の金鑄城事務総長が16日、スイス・チューリヒのFIFA本部を訪れ、経緯に関する調査報告書を提出した。

 FIFAは同ニュースに「調査期間や予想される制裁内容についてはまだ具体的に言えない」としつつ、朴選手の行為が規約違反の可能性があるとして、報告書を基に規律委員会で審議するとした。

 韓国に戻った金事務総長は17日、「(朴選手の)パフォーマンスは事前に計画された意図的なものではなく、メダル獲得に感激して偶発的に取った行動だったと説明した」と述べた。

 国際オリンピック委員会(IOC)は、朴選手の行為が政治的な宣伝活動を禁じた五輪憲章に抵触する可能性もあるとみてメダル授与を保留。FIFAの決定後にメダルの扱いを決めるとしている。(共同)

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2012年8月17日のニュース