ザック監督　未来の日本代表発掘？小学生のプレーに感心

　日本代表のザッケローニ監督が１７日、福島県いわき市でサッカー教室に参加し、晴天の下で地元の小学生約１８０人を熱心に指導した。ミニゲームでは「スペースを使おう」などと声を掛け「既にボールを持っていない時のアイデアがある子もいた」と感心した様子だった。

　終了後には優秀選手５人を選出し「代表を選ぶのと同じぐらい難しかった」。同監督の目に留まった小名浜東小５年の馬上賢心君（１１）は「選ばれると思っていなかった。日本代表になりたい」と満面の笑みだった。

　日本代表はＷ杯ブラジル大会アジア最終予選のイラク戦を９月１１日に控える。ザッケローニ監督は「今の代表全員が国民の期待を自覚しながらプレーしている。彼らならやってくれるだろう」と話した。