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香川「ビッグクラブだから仕方ない」 定位置争い「勝つ自信ある」

[ 2012年8月17日 11:51 ]

渡英のため新千歳空港へ到着した香川

 マンチェスター・ユナイテッドは15日、アーセナルからオランダ代表FWロビン・ファンペルシー(29)を獲得することで合意したと発表。定位置争いの激化は必至で、日本代表MF香川真司(23)はビッグクラブ特有の試練に直面した。

 マンUの攻撃陣にはイングランド代表のルーニー、ウェルベック、ヤング、ポルトガル代表ナニら世界屈指のタレントがそろう。香川はプレシーズンマッチ全6試合に出場して2得点を記録。20日のリーグ開幕エバートン戦に向けて定位置獲りのアピールを続けているが、先発は3試合にとどまっている。

 開幕スタメンが微妙な状況の中、昨季30得点を挙げてリーグ得点王に輝いたファンペルシーの加入が内定。期待値の表れでもある移籍金2400万ポンド(約29億8000万円)は、香川の1700万ポンド(約21億1000万円)を大きく上回っている。

 それでも「ビッグクラブだから仕方ない。移籍した時点でそういう覚悟はできていたし受け入れるしかない。凄い選手と一緒にプレーできるのは楽しみ」と香川に動揺はなし。「後戻りはできないし、(定位置争いに)勝つ自信はある。インパクトのあるプレーを続けて、一日一日頑張るしかない」と前を向いた。

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