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“大物”加入でマンU定位置争い激化!香川VSファンペルシー

[ 2012年8月17日 06:00 ]

渡英のため新千歳空港へ到着した香川

 マンチェスター・ユナイテッドの日本代表MF香川真司(23)がビッグクラブ特有の試練に直面した。マンUが15日、アーセナルからオランダ代表FWロビン・ファンペルシー(29)を獲得することで合意したと発表した。定位置争いの激化は必至で香川も先発落ちの危機に陥ったが、大物選手の加入は想定の範囲内であることを強調した。ベネズエラ戦から一夜明けた16日、チームに合流するため渡英。20日のリーグ開幕戦エバートン戦出場に向けて、アピールを続ける。

 定位置争い激化を意味するニュースを香川が知ったのは、ベネズエラ戦直後だった。日本時間15日深夜にマンUがアーセナルからファンペルシーの獲得を発表したことをインターネットで確認。昨季30得点を挙げてリーグ得点王に輝いたオランダ代表の加入で、先発落ちの危機に直面することになるが「ビッグクラブだから仕方ない。移籍した時点でそういう覚悟はできていたし受け入れるしかない。凄い選手と一緒にプレーできるのは楽しみ」と動揺はなかった。

 渡欧前の成田空港では長谷部、吉田、川島らと寿司を食べながら不完全燃焼に終わったベネズエラ戦の反省会を実施。インテル・ミラノに所属する長友からビッグクラブで定位置争いを勝ち抜くための精神面の指南を受けるなど、マンU再合流に向けての準備を整えた。スター軍団の中で確固たる地位を獲得すれば、14年W杯で上位進出を目指すザックジャパンにも追い風になる。

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