横山バースデー弾も…ヤングなでしこ、カナダとドロー

＜日本・カナダ＞先制ゴールを決めた横山（左）はチームメートと喜び合う

Ｕ―２０女子親善試合 日本２―２カナダ

（8月13日 福島）
　Ｕ―２０女子Ｗ杯（１９日開幕、日本）に出場するＵ―２０日本代表“ヤングなでしこ”は１３日、壮行試合でＵ―２０カナダ代表と２―２で引き分けた。

　この日、１９歳の誕生日を迎えた横山が前半２０分「得意な角度だった」という左サイドからドリブルで切れ込み先制弾。同点の後半３９分には田中陽のＦＫを浜田が競り合ってオウンゴールを誘発して勝ち越し。だが４分後に再び失点して同点に。優位に試合を進めたが、８０００人以上の被災地・福島の大観衆の前で白星を挙げられなかった。

　１９日のＷ杯初戦メキシコ戦に向け課題が残ったが、ＪＦＡアカデミー福島出身の田中陽と浜田にとっては凱旋試合。浜田が「アカデミーの寮母さんや富岡高の同級生が来てくれた。福島でサッカーができて本当に幸せ」と言えば、田中陽も「楽しみにしていた試合。本大会では必死に戦う姿を見せたい」と力を込めた。