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今後について慎重…宮間 まずは「温泉入りたい」

[ 2012年8月12日 06:00 ]

帰国して花束を受け取る佐々木監督と宮間らなでしこジャパン

なでしこ帰国

(8月9日)
 なでしこジャパンの主将・宮間は万感の思いとともに帰国した。胸に輝く銀メダルにはうれしさと悔しさが交じっている。それでもロンドン五輪での戦いに悔いはない。「皆が支えてくれた。今でも皆の顔を見ると涙が出そうなくらい。金の方がいいけど、それと同じくらいの価値がある銀メダル」と言った。

 大会を通じ、名実ともに沢の後継者となった。以前、沢が「いずれは宮間につけてほしい」と語ったように、関係者によれば今後、なでしこジャパンの「10番」は宮間が背負う可能性が高い。それでも「3年後のW杯?今は何も考えていないです」と慎重に答えた。

 この日夜には岡山に戻った。今後は19日開幕のU―20女子W杯の盛り上げ役も買って出る予定だが、まずは「早く湯郷温泉に入りたい。チームメートにも銀メダルを触ってもらいたい」と宮間。つかの間の休息に入る。

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2012年8月12日のニュース