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関塚監督“奇襲”永井先発も「相手が上手だった」

[ 2012年8月9日 06:00 ]

<日本・メキシコ>試合終了後、東(中)らイレブンを出迎える関塚監督(右から2人目)

ロンドン五輪サッカー男子準決勝 日本1-3メキシコ

(8月7日 ロンドン)
 関塚監督は「全体的に動けていなかった。もう一つ自分たちのペースに持って行けなかった」と重い口ぶりで話した。

 4日の準々決勝エジプト戦で左太腿を打撲した永井を強行先発させたが不発に終わった。「足は、全ての動きをチェックして大丈夫だと。本人は少し痛みはあったと思いますが頭からいかせた」と起用の理由を説明。だが、メキシコは永井の足を警戒し、走るスペースを与えなかった。「メキシコにうまくスペースを消されたなという印象を受けた。きょうの試合ではメキシコの方が一つ上手だったなと思う」と相手の対策を打破できなかったことを悔やんだ。「試合後はみんな元気がなかった。もう1試合あるので精神的にもコンディション的にも整えて、もう一度戦いたい」。準々決勝までの戦いぶりをただの快進撃で終わらせないために、指揮官は気を引き締めた。

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2012年8月9日のニュース