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鹿島 PK戦競り勝った!新加入レナトがあいさつ弾 

[ 2012年8月2日 06:00 ]

 ナビスコ杯王者と南米カップ戦覇者が対戦するスルガ銀行チャンピオンシップが1日、カシマスタジアムで行われ、鹿島がウニベルシダ・デ・チリ(チリ)に2―2からのPK戦の末に7―6で競り勝った。ジョルジーニョ監督(47)は指導者になり7年目で悲願の初タイトルを獲得した。今大会は5回目の開催で、対戦成績は日本勢の3勝2敗となった。

 最高の笑顔でジョルジーニョ監督が優勝カップを掲げた。現役時代は94年W杯米国大会優勝など何度も歓喜の瞬間を経験したが、指導者としては7年目で悲願の初タイトル。「非常にうれしく思う。自分たちのサッカーを表現できた」と胸を張った。来日10年目で初タイトルを手にしたFWジュニーニョらとともに喜びを分かち合った。

 指揮官は今夏に獲得した新外国人MFレナトを移籍後初先発に抜てきした。そのレナトが前半27分にゴールを決めるなど采配も的中。国内最多15冠を誇るが、国際タイトルは03年A3チャンピオンズ杯以来2度目となった。ウニベルシダ・デ・チリはFIFA公認のサッカー統計組織「国際サッカー歴史統計連盟」の発表する世界クラブランキングでバルセロナに次ぐ2位の強豪。格上を撃破し、リーグ戦の巻き返しに弾みをつけた。

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2012年8月2日のニュース