狙い通り？の２位通過　佐々木監督「いい条件を獲得してくれた」

ロンドン五輪サッカー女子１次リーグＦ組 日本０―０南アフリカ

（7月31日 カーディフ）
　格下の南アフリカとスコアレスドロー。終盤にはあえて攻めず、ボールを回すシーンもあった。なでしこジャパンの佐々木則夫監督は「後半途中から向こう（スウェーデンとカナダの試合）の状況とこっちの状況を加味した時に、ドローの方がいいと判断した」と明かした。

　Ｆ組１位通過の場合、決勝トーナメントの初戦（準々決勝）はＧ組２位との対戦で、五輪本番前に敗れたフランスとの対戦が濃厚だった。だが、２位通過の場合はＥ組２位との対戦で、ブラジルか英国。ともに日本にとっては組みやすい相手といえそう。なでしこの目標はあくまでもメダル獲得。指揮官は「（準々決勝の）いい条件を選手が獲得してくれた。相手がブラジルでも英国でも、絶対に勝つという気持ちで一丸になって戦う」と力を込めた。