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大津に世界が熱視線!スペイン戦金星弾で“株急騰”

[ 2012年7月30日 06:00 ]

<日本・モロッコ>強行で先発出場した大津だったが、ゴールは決められず

 男子五輪代表のFW大津祐樹(22=ボルシアMG)がイタリア、ドイツ、オランダなど複数のクラブから熱視線を浴びていることが分かった。関係者は「大津目当てにドイツ、オランダ、イタリアのクラブスカウトや代理人が視察に来るようだ」と明かした。26日の1次リーグ初戦のスペイン戦でゴールを挙げ、世界からの注目も急上昇中。五輪効果で移籍話が動き始めることになりそうだ。

 大津は昨年7月にボルシアMGに移籍。だが、リーグ戦の出場は3試合のみで、いずれも途中出場だった。それでも、昨年11月にロンドン五輪アジア最終予選のメンバーに招集されると2戦2発と結果を残した。スピードを生かした突破力だけでなく、ドイツでプレーしたことで外国人選手にも当たり負けしないフィジカルの強さが加わり、一躍関塚ジャパンの救世主となった。2季目の今季はさらなる成長と出場機会を求め、レンタル移籍先を探していた。

 スペイン戦では多くのスカウトが訪れる中、鮮やかな決勝弾で関塚ジャパンを勝利に導いた。プレミアリーグのあるクラブのスカウトは「戦術理解もあるしフィジカルも強い」と評価し、予想外の収穫を得た様子だった。スペイン撃破の立役者の元には、今後さらに多くのクラブが関心を持って集まってくるのは間違いない。大津のステップアップへの道が、一気に現実味を帯びてきた。

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2012年7月30日のニュース