関塚ジャパン前線テコ入れ“宇佐美システム”試す

[ 2012年7月17日 06:00 ]

チームより一足先にバーミンガム空港に到着した宇佐美

 宇佐美システム完成で総仕上げだ。男子サッカーのロンドン五輪代表は16日、パリ経由で英国バーミンガムに到着。レスター近郊のパッキントンで直前合宿をスタートさせた。11日の壮行試合ニュージーランド戦に招集されなかったMF宇佐美貴史(20=ホッフェンハイム)、DF酒井高徳(21=シュツットガルト)も合流。関塚監督は、決定力不足解消に向けて宇佐美を入れた布陣をテストする。

 雨のバーミンガム空港に降り立った関塚監督は約20時間の長旅にも疲れを見せず「英国に入り(五輪への)実感が高まってきている。(宇佐美、酒井高が合流し)やっとみんなそろった。ここからがスタートです」と気持ちを高ぶらせた。

 20歳の司令塔を切り札に指名する。渡英前に指揮官は「親善試合でオプションをいくつか試したい。英国で合流する選手らとのコンビネーションも深めていきたい」と18日のベラルーシ戦、21日のメキシコ戦(いずれもノッティンガム)で新布陣をテストする意向を示した。11日のニュージーランド戦に参加できなかった宇佐美を加えた新布陣であることは明白だ。

 宇佐美も自らの役割を自覚している。ニュージーランド戦は映像で確認。「内容も良かったし、チャンスもあった。あとはフィニッシュの精度を上げること」と、19本ものシュートを放ちながら1―1で引き分けた試合を分析した。約1年2カ月ぶりに招集された5月のトゥーロン国際大会で2試合に出場。ドリブルとパスで攻撃を活性化させ、2得点を挙げた決定力に期待がかかる。

 6月17日には今季加入したホッフェンハイムに合流し約1カ月トレーニングを積んだ。13日のドイツ5部アストリア・バルドルフとの練習試合では1得点とコンディションも上々。「目標はチームに貢献すること。勝っていく中で点を取りたい」と言う宇佐美が関塚ジャパンを上昇気流に乗せる。

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